さぼ美忘録

さぼり魔によるサボらないための美活健康記録

ココアパウダーとカカオパウダーの違いって何

最近、またカカオポリフェノール健康法を始めました。

カカオポリフェノール健康法って何というのは、
以前この記事にも書きましたが、

要するに高カカオチョコをこまめに摂取することにより、カカオポリフェノールを効率よく美味しく摂ろうという健康法(そのまま)
これがサボリ―ノな私にわりと合ってて、以前やってたんですが、TVなどでカカオポリフェノールを取り上げられてから、店頭でもネットでも高カカオチョコが入手しづらくなってしまい、一時期止めてたんですが、最近ほとぼり冷めてきたのかまた売り出すようになったのでまた1kg買いました。


ココアも普通の市販のココアではなく、健康オタ的にピュアココアを買っていたのですが、ピュアココアパウダーを探していたら、カカオパウダーというものに行き着き、

「ん?ココアパウダーとカカオパウダーの違い何?」

と思った次第であります。

両方買ってみたので、味の違いも比較。

ココアパウダーとカカオパウダーの違い

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左(濃い色)がココアパウダーで、右(薄めの色)がカカオパウダー


まずココアからチョコレートが出来るまでの工程が違います。

ざっくりポイントだけいうと、

  • ココアパウダー(ピュアココアと言われるもの)

 →カカオマス*1からカカオバターを抽出して残ったものに熱を加えた粉

  • カカオパウダー

 →発酵・乾燥させたカカオ豆を殻ごと粉砕したもの


名前もスペルも似てるけど、工程が全っ然違いますね!!
カカオパウダーは、カカオマスになるまでの工程をすっ飛ばして、豆の状態からいきなり粉砕!!

ココアパウダーは出来上がる工程に何回も熱を加えているので、栄養価は当然カカオパウダーの高いです。

工程的には、ココアパウダーの方が手間がかかっていますが、お値段はカカオパウダーの方が断然高い!!2倍以上価格が違います。
ココアパウダーにしてからの方がチョコレートとか汎用できるから豆の状態で砕いちゃうのは原価がかかるのかもな。。
なので、カカオパウダーのが圧倒的に健康に良さそうだけど、経済的にはココアと併用を考えたい。

ちなみに、カカオパウダーのなかには、「ローカカオパウダー」と言われるものもあります。
ローカカオパウダーとは、カカオ豆を低温(45度以下)で処理し、微粉砕したものです。
低温処理がポイントで、低温処理なので、カテキンやタンニンなどのポリフェノール類や、ビタミンCなどの熱に弱いビタミン類や、フィトケミカル(植物に含まれる天然の物質)などを豊富に含みます。他にも食物繊維やマグネシウムや鉄分などの身体に必要なミネラルも豊富。
まさに健康食品!!

あと「カカオパウダー」で検索しても、ココアパウダーがよくひっかかってくるので注意。お値段が違うのでわかるかもですが。。


※↓こういう市販されていミルクココアとかの粉は、ピュアココアにさらにミルクや砂糖などが加わっているので、ピュアココアとは別物なんですが、たまに「ピュアココア」と書いてあることもあるので、内容表示を確認です。

ココアミルクとカカオミルクの味の違い

ということで、早速、それぞれを飲み比べしてみました。

  • ココアミルク(純ココアパウダー大さじ1+牛乳100ml)

 至って普通のココア。よくあるココアの味。

  • カカオミルク(ローカカオパウダー大さじ1+牛乳100ml)

 ココアより味がまろやか。コーヒーのような豆っぽい風味。


今回カカオパウダー使ったのは初めてですが、独特の風味でした。
ココアは飲みなれてるので、あーココアの味ね、ってなるんですが、カカオと比較すると結構違いがあってびっくりです。
ココアに比べると、ココアのが味が濃く、カカオのが味はあまり主張してこない。けどほのかに薫るような風味はあります。
あとココアのがよく溶けますが、カカオはパウダーが溶けにくかったです。
製品による違いもあるかもしれませんが。。。


健康オタク的には、栄養価が断然高いカカオパウダーを選びたいところですが、ココアパウダーも市販のココアよりは栄養価が十分高いので、入手のしやすさからココアパウダーだけでも充分かと思います。ポリフェノールは量ではなくこまめにとることが大事なので、とりあえずは併用していきたいと思います。

*1:発酵・乾燥させたカカオ豆の殻と種を取り除き、外皮と胚芽を取り除いて砕かれた状態のもの(カカオニブ)を焙煎し、挽いたものカカオマス(チョコレート液)と言い、これに砂糖やバターを加えて固めることで、通常市販されているチョコレートになる