さぼり美活備忘録

さぼり魔によるサボらないためのサボ美容健康記録

イブプロフェンが全然効かない理由が判明した

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漢方飲んでたときから、生理痛はゼロになったわけではないので、かれこれ生理痛と鎮痛剤は切っても切れない長い付き合いです。
(「鎮痛剤飲んだら負け」とか言う奴は、以下の記事で↓)

痛み止めは、頻度や用法用量を守り、正しく飲めば、こんなありがたい薬は他にないと思う。
幾度となく助けられ、開発者には感謝しかない・・・

まぁ副作用があるから、私も飲まないなら飲まない方が良いと思っていたけど、看護師の友人曰く、「痛みがくる前に飲んだ方が良い」と言っていたので、毎日じゃなく月1の服用だし、痛い日は我慢せず飲んだ方がいいと思うようになりました。

で、さっそく表題の件。
先月、生理痛専用鎮痛剤なるものを購入し、生理のときに期待を込めて服用したところ、全然効かなくて、「は??え??あれ!?どういうこと??!」ということがありました。あまりに効きが悪いのでダメなのわかってて違う薬をさらに追って飲もうか本気で迷ったくらいです(絶対やめましょう)
裏の表記をみたところ、いつも飲んでる薬剤と違う・・と、そうして「なんか痛み止めも種類によって違いがあるかも…?」と気付いたので、今回、自分の備忘録としてまとめました。

痛み止め(鎮痛剤)の種類

一般的に、鎮痛剤とは、抗炎症薬のことで、ざっくりわけると

  • ステロイド性抗炎症薬
  • 非ステロイド性抗炎症薬(non steroidal anti-inflammatory drugs : NSAIDs)
  • NSAIDs以外の解熱鎮痛剤(パラアミノフェノール誘導体・ピリン系薬剤)

があり、ステロイド性は強力な抗炎症作用がありますが、副作用が強く扱いが難しいので、一般的な痛みの治療には非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が使われます。
NSAIDs(エヌセイズ)は、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用など様々な作用があって、日常的にドラックストアで目にする市販されている鎮痛剤は、大体がNSAIDsです。

私が生理痛ですごーーくお世話になっているロキソニンも、もちろんNSAIDs。

NSAIDsの中にも、たくさんの種類がわかれているが、ここでは私がお世話になったことのある鎮痛剤を例にして違いをまとめてみる。

NSAIDsの種類と副作用

NSAIDsの中にも様々な種類や系統に分かれますが、鎮痛剤のロキソニン(正確にはロキソプロフェン)とイブプロフェンは、酸性のNSAIDsで、両方ともプロピオン酸系に分類されます。

↑上記は、主成分がイブプロフェン

ちなみに同じメーカーでも、中に含まれる鎮痛剤の種類が違うので、要確認。

↑の主成分は、アスピリンです。アスピリンも酸性NSAIDsですが、こちらはサリチル酸系に含まれます(語尾にピリンがついていて紛らわしいですが、ピリン系薬剤ではない)
鎮痛剤の裏の表記に、「アセチルサリチル酸アスピリン」と記載があります。


副作用

NSAIDsには副作用が認められています。様々な副作用が報告されていますが、最もメジャーなのは胃腸障害です。
なので、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの鎮痛剤を服用するときは、一緒に胃薬を薦められます。市販薬でも胃薬と一緒に飲んでおくと良いです。

ちなみに、↑に含まれる「アセトアミノフェン」は、抗炎症作用がないので、NSAIDsには分類されません。
副作用が少なく、子供にも安全で使用できるため、こちらで効く場合は、こちらの方が良いです。

ロキソプロフェンとイブプロフェンの違い

ここで本題なのですが、ロキソプロフェン(以下、ロキソニン略)もイブプロフェン(以下、イブ略)も同じプロピオン酸系なのに、明らかに違いを感じます。。

とくに、生理痛用で市販されている薬剤に多く入っているイブ。
ロキソニンは数年前から市販薬で買えるようになりましたが、第1類医薬品のため、薬剤師がいないと買えません。なので、生理痛専用で処方されているほとんどがイブ。
イブは昔から市販されており薬剤師なしで購入できるので手に入れやすいのですが、どうも私には効きが悪いと感じ、結局、ロキソニン買えば良かったってなるので、両者を調べたところ、気になる違いがありました。。

薬効プロセスと最大血中濃度の速度の違い

痛み止めは、薬剤が、血液を巡って全身に行きわたって効くので、
血液中の薬の濃度(血中濃度)が効果を発揮するレベルの濃度(有効濃度)に達して初めて痛みが和らいだと感じます。

どうやら、薬剤が効果を発揮するまでのプロセスと、その最大血中濃度到達時間*1(TMax)および体内半減期*2(T1/2)が薬剤によって差があるようです。

  • ロキプロフェン

 消化器官の代謝によって効果を発揮(プロドラック)
 投与後、約30分~1時間(平均40分)で最大血中濃度到達(TMax)
 体内半減期(T1/2)が約1.25時間

  • イブプロフェン

 消化器官の代謝を受けないで、薬剤自体が効果を発揮
 投与後、約1~3時間(平均2時間)で最大血中濃度到達
 体内半減期(T1/2)が約1.5~2時間


鎮痛作用はロキソニンの方が大体強いとされているようですが、体質なども考慮するとあまり大きな差がないようです。
数値は資料によって差がありますが、ロキソニンはかなり即効性が高いです(体感でもわかります)
イブは市販の薬剤の配合成分によっては、即効性を高めていたりするのもあるので、上記の時間は一概にいえないですが、個人的な体感としては確かに、このとおりで、この前飲んだ時は1時間経っても効かなくて、飲みなおそうか本気で悩みました。。
また、イブは水に溶けにくい性質を持ち、胃で溶け出すのに時間がかかるとのことで、2時間は待ってみようと我慢したらだんだんと効いてきました。



ちなみに、アスピリンも、血中最大濃度に達する時間がロキソニンと大体同じくらいでした。
個人的にイブよりアスピリンのほうが効く感じがしたのは、おそらく即効性からかもしれません。


結論

結論として、
即効性(早く効く)なら、ロキソニン
持続性(長く効く)なら、イブプロフェン


ということで、自分の中では、落ち着きました。


血中濃度が最大にならなくても、濃くなってくれば効果は徐々に出てくるので、イブプロフェンが良く効くという人もいます。個人差もあるかもなので一概には言えないですが。。

個人的には、痛いときは早く効いて欲しいので、やっぱロキソニン最強説かなぁ。
アスピリンも効くのが速いので、今後はその二択になりそうです。

*1:薬剤の血中濃度が最大に到達するまでの時間。短いほど早く効くとされる

*2:最大血中濃度に到達してから濃度が半減するまでの時間。長いほど、持続時間が長いとされる